三猿を説いた男 かなり素晴らしい書物を残した人だと思います。 その書物の名前は三猿金泉秘録というものです。 この書物は本間宗久が書いた書物と並び評される相場の聖典だと言われています。 その中で取り上げられている一つを上げましょう。 見猿:眼に強変を見て、心に強変の淵に沈むことなかれ。ただ心に売りをふくむべし。 聞猿:耳に弱変を聞きて、心に弱変の淵に沈むことなかれ。ただ心に買いをふくむべし。 言猿:強弱変を見、聞くとも人に語ることなかれ。いえば人の心を迷わす。 これを猿の秘密なり。 現代に訳すならこうです。 見ざる 暴騰している相場を見たとしても強気になってはならない、 ただ売る場所を見つけることだけ考えよ。 聞かざる 暴落している相場を聞いたとしても弱気になってはならない ただ買う場所を見つけることだけ考えよ。 言わざる 相場の変動に影響するかもしれない情報を見聞きしたとしても 他人に言ってはならない。言えば人の心を惑わすだけである。 これ自らの秘密とせよ。 適当な訳なのでかなりの誤差があるかもしれませんが大体こんな感じだと思います。 うーむ、それにしてもやっぱり他人に言うべきじゃないんでしょうな。 ということは相場がどう動くか語るのはやめることとしましょう。 牛田権三郎の情報はあまりにも少なすぎるので 彼がどんな人生を歩んだか語るのは無理です。 ただ当時大活躍した本間宗久と並び評される相場師だったことは確かなようです。 |
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