ギャン・・・・
ガンダムを思い出しそうな名前・・・
そう、それはギャン・・・・・・・
しかし、オタクではないので・・・・
そんなに詳しくないよ・・・・ギャン・・・
ウィリアム・・・の方の・・・ギャンも・・・
そんなに詳しくないよ・・・・ギャン・・・・
気付いたら・・・ギャンって言いたいだけだったよ・・・ギャン・・・

　さーて変なテンションで始まったウィリアムの方のギャンです。
彼はまさに悟ったのです。オタクのようにアニメに悟る奴もいれば、
相場に悟る奴もいたのです。
そんな悟った男を紹介したいと思います。

　1878年、またまたアメリカのどっか（テキサス州）に生まれました。
そんなことどうでもいいっすか。いいですよね。次行きますか。

　聖書を読んでる最中に親父から
耳元で農家になれと言われる。
ギャンは衝撃を受けて「インテリになりたいんやー」と言って家出。
リバモアとすこぶるかぶります。
やっぱ農家って地味なんかなぁー。
でも農家の人がいないと飯が食えなくなっちゃいますね。
農家の方々、命をありがとう。

　家を出た、ギャンは綿花商に就職します。
なんとなく綿花を見ているうちに
「これ俺にもできるんじゃね」と
思ったギャンは綿花の取引をするのでした。

　ｶﾀｶﾀｶﾀ・・・・相場をなめてやがる。
いやいや、最初はそんなもんですよ。
始まりは自分でも出来るんじゃないかって感じでいいのです。
だからこそ最初の損は最良の損といいますからね。
それで学べないのなら最悪の損ですが（笑）

そんなわけでとうとう彼の本当の人生が始まります。パチポチパチ。

　オクラホマに移ったギャン。
株のブローカーとして働きますがその会社は倒産してしまいます。
それを機に彼は何を思ったか、大英博物館に通い詰めて、
何百年にも渡るチャートを完成させてしまいました。

この圧倒的な研究作業は彼の能力を伝説にまで押し上げて行きます。

一定の法則性を見出した彼は悟ったのです。
かつてイエス・キリストが悟ったように・・・

「過去に起こったことはまた必ず起こる。
今、新しいと思っていることですら
実はもうすでに過去で起こっているのだ」と

　伝説のギャン理論完成。
伝説と言われるだけあって、批判もわかりにくさも折り紙付きなのです。
私にはさっぱり理解不能なので内容は自分で確かめてください。
少なくとも彼は聖書の哲学に相当の影響を受けているようです。
だからギャン理論もその傾向を有しているかもしれませんね。

　そんなギャン理論を構築した彼はもはや止まらないのです。
1909年には雑誌社から1ヶ月間取引を記録させて欲しいとの
依頼に答えて1ヶ月間すべての取引をモニターさせました。
ギャンは多数の銘柄の株を取引してたったの一ヶ月で
元手を10倍以上に膨らませて見せたんです。

　しかも1929年の世界恐慌を予期し、
「投資家たちはその日に自信を失うだろう」
と発言したといわれてます。

実力だけで言えば、リバモアを遥かに逸しているのかもしれませんね。


　ギャンは生涯を通じて、取引を行い続け
5000万ドル以上稼ぎ出したと言われてます。
現代の通貨価値に換算すると、
きっとめまいがするのでやめときましょう。


　多くのトレーダーが調子に乗って破産するのを見てきた彼は
自らを戒めて、決して破産することはありませんでした。
その点において、彼の人間性のすごさが垣間見えます。

彼は1955年に77歳にて病院で亡くなりました。



　ここまでは彼の栄光の軌跡みたいもんですか。
しかし、彼が亡くなった後、実は痛烈な批判が展開されるのです。
彼の息子にあたる人間が言うには実はギャンは
トレーダーとしては二流で飯が食えなかったとか。
いつも本とか講演会で少ないお金を稼いで
厳しい暮らしをしていたと言うのです。
だとするならギャンは
「飯が・・飯が食えない・・・・
お腹すいたのう。投資では金が減るだけだし。
ぬぅ、だったら投資なんかやめて、
投資をする人間から吸い上げればいいんだ」
とかなんとか言ってたかもしれませんよ。
ｱﾜﾜﾜ・・・・
ギャンは偽者だって言うのか・・・・


謎です！