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発掘する男

ビル・ゲイツと世界長者番付の一位を争っている男がいます。
その男の名はウォーレン・バフェット。
彼の長期的な投資は世界に熱烈なファンができるほどです。
ソロスが投機の神様だとするならバフェットは投資の神様。

彼が発掘した企業には世界に名だたる企業があります。



コカ・コーラ(コカ・コーラ)

ウォルト・ディズニー(ディズニー)

ワシントンポスト(新聞会社)

アメリカンエクスプレス(クレジットカード会社)



これほどの世界的な企業を成長途上の段階に発掘したというのだから
投資の才能は世界最高クラスです。

彼はこう言います。
「短期の値幅取りはせず、いい会社である限り株は持ち続ける」
「だから買う前には綿密に調査してからでしか買わない」と。

何より彼の判断基準は経営陣が賢明であり、正直であることなんです。
あと市場が巨大でこれからいくらでも成長の余地がある企業です。
それでも市場から公正な評価を受けていない株を買うそうです。

そりゃバカ正直にやっても儲かりますね。
長期的に見れば経営陣が優秀で需要が多ければ
必然的に企業が大きくなり株価も上がる。
まさに正統派の投資家と言ってもいいでしょう。

それを裏付けるかのように初期の頃は1万ドルしかなかった資金を
50年間で300億ドルにして見せました。
時間かかりすぎっちゃかかりすぎですが
正統派の勝利といっても過言ではありません。


ウォーレン・バフェットは1930年生まれました。
彼は若い頃からビジネスセンスを発揮して
10代で6万ドル以上稼ぎ出していたといわれています。
彼自身はハーバード大学の大学院に進学しようとしたのですが
失敗しています。彼の唯一の挫折なのかもしれません。

彼は賢明なる投資家という本を読み衝撃を受けます。
そしてその著者であるグレアムという人物を師と仰ぎ
グレアムが教授をしていたコロンビア大学に転校しました。

賢明なる投資家に書かれている内容は長期投資の真髄だと言われています。
そして彼はコロンビア大学ビジネススクールで経済学修士を取得しています。

グレアムに出会ってからというもの
長期投資家としての才能を開花させていきます。
こうして彼は一人前になります。


そんな彼曰く投資とは「ロケット工学で博士号を取る必要はありません。
投資とは、知能指数160の人間が130の人間を倒すゲームだからです。」

さらにこうも言います。
(証券会社のレポートについて)「読みません。床屋に行って
『散髪したほうがいいかな』と聞くようなものです」

彼の判断基準でも最も最高ものはこれです。
「特に経営されていなくても多額の利益が上がる企業、これが私の理想です」

彼は自ら稼ぎ出した資金をほとんど寄付するそうです。
なにより、仕事そのものができればそれで満足なんだそうです。
これほどまでに金に執着せずに仕事を愛している人は本当に珍しいですね。
彼自身の感覚では仕事は金を稼ぐという感覚ではなく楽しむという感覚なんでしょうね。


彼から学び取るべきものは事前の綿密な調査かつ
待つということだと思います。


この人を師匠にするなら長期投資家になれますね。



新賢明なる投資家 上

新賢明なる投資家 下

バフェットの将来を生み出した本です。
賢明なる投資家自体は古いので古典化していますが、
これは現代版の注釈がついているので応用できるものとなっています。

もちろん内容は長期投資家向けです。






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